- 開催日:
- 2025/11/04(火)~ 2026/01/31(土)
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- 2025/11/01(土)~ 2026/01/31(土)
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ネイキッドバイクの魅力は、むき出しのエンジンが主張するシンプルなデザインと、どんなシーンでも軽快に走れるオールマイティさにあります。近年では、Z900RSやXSR900、CB1100など、往年の名車を現代的にリバイバルした“ネオクラシック”モデルが次々と登場し、多くのライダーを惹きつけています。そんなネイキッドバイクにぴったりなのが、「ネオクラシック系フルフェイスヘルメット」。レトロな雰囲気とモダンな機能美を併せ持つデザインは、ネイキッドの無骨なカッコよさを一層引き立ててくれます。今回は、そんな“懐かしさと新しさが融合した”ネオクラシック系ヘルメットを厳選してご紹介します!Arai RAPIDE-NEO (アライ ラパイドネオ)ホワイト、モダングレー、アイスブルー、レッド、フラットブラック画像(左上から時計回り):46WORKS RACE、HAVE A BIKE DAY Desert Sand、HAGA DARK、46WORKS STREET、HAVE A BIKE DAY Charcoal Black、KADOYA画像上:Dark Mocha、画像下:REACT Night Blue画像上:SAKATA、画像下:HARADAネイキッドバイクの雰囲気にしっくりと馴染む、クラシカルなフォルムが魅力のArai「RAPIDE-NEO」。どこか懐かしさを感じさせる丸みのあるシルエットは、ただ美しいだけでなく、衝撃を“受け止める”よりも“いなす”というアライ独自の安全思想から生まれた形です。シールド取付け部を従来より24mm下げたことで、より滑らかで理想的なフォルムを実現。まさに機能がデザインをつくり出しているヘルメットといえます。帽体には、アライ独自の最新素材「PB-cLc2」を採用。高価なスーパーファイバーをベースにしたこのシェルは、軽くて粘りがあり、強度も抜群です。さらに部位ごとに発泡硬度を変える「多段階発泡ライナ」により、衝撃をしなやかに分散。F1由来のスーパーファイバーベルトや、剛性を高めるハイパーリブ構造など、見えない部分にも安全に対する細やかな工夫が詰め込まれています。快適性も申し分なく、頭部や口元に配置されたベンチレーションがヘルメット内の熱を効率よく排出。マウススリットは季節やシーンに合わせて開閉できるため、オールシーズン快適です。クラッシックとモダンが融合したデザインは、街乗りでもツーリングでも、どんなシーンにもマッチします。▼詳細・仕様Arai RAPIDE-NEO (アライ ラパイドネオ)サイズ:(54)、(55-56)、(57-58)、(59-60)、(61-62)素材:PB-cLc2安全規格:スネル・JIS価格(税込):61,600円(ソリッド)/71,500円(グラフィック)ナップスで商品を見るSHOEI EX-ZERO (ショウエイ イーエックスゼロ)オフホワイト、ブラック、マットブラック、バサルトグレー、マットラグナブルー、モスグリーン画像上:TC-2 (BLUE/WHITE)、画像下: TC-10 (BLACK/WHITE)1980年代の名作「EXシリーズ」にインスパイアされて生まれたSHOEI EX-ZEROは、クラシカルなオフロードテイストをまといながらも、現代的な機能と快適性をしっかり備えたフルフェイスモデルです。後頭部のダックテール形状や、口元のアルミメッシュフィルターなど、ディテールの一つひとつが独特の存在感を放ちます。直線的すぎず、どこか柔らかいラインが、ネイキッドバイクの丸みを帯びたタンクやシルエットに美しくマッチします。特徴的なのは、クラシックな雰囲気のバブルシールドを模した「CJ-3シールド」。歪みのないクリアな視界を確保しつつ、風の巻き込みを抑え、メガネやサングラスとの干渉も少ない設計です。シールドは顔の形や鼻の高さに合わせて3段階で調整できるので、フィット感も抜群。さらに、シールドを収納してゴーグルを装着することもでき、シーンに合わせたスタイルを楽しめます。内装はすべて取り外し可能で、起毛生地が肌にやさしくフィット。スエード調のフロント生地がシールドへの映り込みを防ぎ、上質な雰囲気を演出します。さらに、緊急時に迅速な救護を可能にする「E.Q.R.S.」も搭載。見た目のレトロ感に反して、安全性能は最新そのものです。街乗りからツーリングまで、ファッションと走りを同時に楽しみたいライダーにぴったり。“ちょいワイルドなエッセンス”をスタイルに加えたい人におすすめのヘルメットです。▼詳細・仕様SHOEI EX-ZERO (ショウエイ イーエックスゼロ)サイズ:S、M、L、XL、XXL素材:AIM安全規格:JIS価格(税込):49,500円(ソリッド)/60,500円(グラフィック)ナップスで商品を見るRIDEZ X HELMET (ライズ エックスヘルメット)ブラック、グレー、ホワイト画像上:SCALLOP(限定)、画像下:MATT BROWN(限定)2WHEEL'S LIFE(限定)クラシックとモダン、そのちょうど中間にあるのがRIDEZ「X HELMET」です。どこか懐かしい丸みのあるフォルムに、現代の快適性をプラスしたネオクラシックなフルフェイス。ネイキッドバイクや旧車、カフェレーサーはもちろん、アメリカンにも自然に馴染むデザインです。無骨さと洗練が共存するフォルムは、まさに“NEW & OLD”というコンセプトを体現しています。視界の広さと静粛性を両立した「SOLID SHIELD」は、シンプルで美しいラインが特徴。シールドの動きはカチッとしたクリック感があり、好みの位置でしっかり止まるため走行中も安心です。閉じたときには密着度が高く、風切り音をしっかり抑えてくれます。UVカット率99%のシールドは、日差しの強い日でもクリアな視界をキープ。オプションでミラーやスモークタイプも選べるので、スタイルに合わせたカスタムも楽しめます。また、前方にやや張り出した独特の口元デザインは、見た目のアクセントになるだけでなく、空間に余裕があり圧迫感の少ない構造。両サイドに配置されたベンチレーションが走行風を取り込み、長時間のライドでもムレを感じにくく快適です。内装にはダイヤモンドキルティングが施され、高級感のある雰囲気に。ワンタッチバックルで脱着もスムーズ。軽量で扱いやすく、気軽に“ネオクラシックスタイル”を楽しみたいライダーにぴったりです。▼詳細・仕様ライズ(RIDEZ)Xヘルメット(X HELMET)カラー:ホワイト、ブラック、グレー、SCALLOP(限定)、MATT BROWN(限定)、2WHEEL'S LIFE(限定)サイズ:M、L素材:-安全規格:SG(全排気量)価格(税込):21,890円~(ソリッド)/25,190円~(グラフィック)ナップスで商品を見るLEAD (リード工業) RX-100RⅡマットメタリックブラック、マットダークシルバー、ホワイト80年代の雰囲気をそのままに、細部の質感や快適性を現代仕様にアップデートしたのが、LEAD「RX-100RⅡ」です。リバイバルシリーズの代表作として人気を博した初代RX-100Rをベースに、高級感と扱いやすさをさらに磨き上げたモデル。どこか懐かしくも、今の街並みに自然に溶け込む“ネオクラシック”な存在感が魅力です。外観は、ボトムをややシェイプさせた美しいシルエットと、開口が広めのシールドが特徴。視野の広さによる開放感があり、ネイキッドバイクの軽快な乗り味とも相性抜群です。ハードコート&UVカット仕様のポリカーボネート製シールドは、当時の形を忠実に再現しながらも、4段階で開閉できるラチェット機構を搭載。金属ボタンにはニッケルメッキが施され、レトロ感の中に上品なきらめきを添えています。内装は、ヘリテイジブラウンのサテンキルティング仕上げ。専用刺繍ネームやダイヤキルトの質感が、高級感とぬくもりを感じさせます。さらに、吸水速乾性に優れたメッシュパッドは着脱式で、清潔に保つことが可能。あご紐には片手で着脱できるワンタッチバックルを採用し、利便性も申し分ありません。懐かしの旧LEADロゴステッカーや専用収納袋など、細部まで“あの時代”の空気を感じさせる仕上がり。ネイキッドや旧車、カフェレーサーに乗るライダーにとって、これほど雰囲気にマッチしたヘルメットはなかなかありません。▼詳細・仕様LEAD (リード工業)RX-100RⅡカラー:マットメタリックブラック、マットダークシルバー、ホワイトサイズ:FREE素材:ABS安全規格:SG(全排気量)価格(税込):18700円KOMINE (コミネ) HK-190 ネオレトロフルフェイスヘルメットBasalt Grey画像(左上から時計回り):Dark Mocha、Gloss Black、Mat Black、Midnight Blue、Pearl White、Vintage Whiteクラシカルな佇まいと、実用的な要素を両立させた KOMINE HK-190。旧車からネイキッド、カフェレーサーまで、どんなスタイルにも自然になじむ佇まいが魅力です。まず目を引くのは、そのフォルム。余計な主張を抑えたシンプルなラインでありながら、若干カットを効かせたデザインでシャープさも併せ持っています。フェイスウインドウは比較的広めに取られていて、視界の開放感を重視するライダーにも嬉しい仕様でしょう。標準装備のクリアシールドは、雨だれを防ぐウォーターストッパーを装備しており雨の中のライディングでも安心。また、内装にはコミネの特許である3Dメッシュヘルメットライナーを採用しており、暑い季節のムレや不快感を軽減しつつ、クッション性も向上しています。他にも、開閉可能な口元とおでこのベンチレーション、インカムなどのスピーカーをスマートに取り付け可能なヘッドスピーカーポケットなど、カユイところに手が届く工夫が満載。実用性とスタイルを両立したいライダーにオススメのヘルメットです。▼詳細・仕様KOMINE (コミネ) HK-190ネオレトロフルフェイスヘルメットカラー:Mat Black、Basalt Grey、Pearl White、Gloss Black、Midnight Blue、Dark Mocha、Vintage Whiteサイズ:M、L、XL素材:ABS安全規格:SG(全排気量)価格(税込):20,900円ナップスで商品を見るSIMPSON (シンプソン) M30画像右上から、フレアブラック、フレアホワイト、エリオデアンジェリス、カーボン、マットカーボン画像右上から、ブラック、ホワイト、クリーム、ライムグリーン、イエロー、ストーンブラック画像右上から、レッド、オレンジ、シルバー、マットブラックSIMPSONの「M30」は、1970〜80年代初期に4輪レース用ヘルメットとして絶大な人気を誇り、F1ドライバーをはじめ多くのレーサーが愛用した名作です。その伝統的なフォルムを受け継ぎながら、現代のバイクシーンに合わせて改良されたのがこの最新モデルです。特徴的なのは、フロントに刻まれたスリッドデザインと、両側にシールドフックを備えた独自の機構。直線的で力強いラインが、国産ビッグネイキッド、ネオクラシックやカフェレーサーなど、ジャンルレスでマッチします。どこか無骨でありながら、洗練された雰囲気を持ち、まるで“走るためのギア”というより“カルチャーをまとうアイテム”のような存在感。その佇まいは、時代を越えて愛される理由そのもの。クラシカルな見た目の中に宿るレーシングスピリットが、今もなお多くのライダーの心を惹きつけています。▼詳細・仕様SIMPSON (シンプソン)M30カラー:フレアブラック、フレアホワイト、エリオデアンジェリス、カーボン、マットカーボン、ブラック、ホワイト、クリーム、ライムグリーン、イエロー、ストーンブラック、レッド、オレンジ、シルバー、マットブラックサイズ:57cm、58cm、59cm、60cm、61cm、62cm素材:-安全規格:PSC、SG価格(税込):62,700円(ソリッド)、69,960円(グラフィック)、91,850円(カーボン)ナップスで商品を見るまとめ | ネオレトロ系ヘルメットで、ネイキッドバイクをもっとスタイリッシュに!クラシカルなフォルムに最新の安全性や快適性を組み合わせたネオクラ系ヘルメットは、まさに“走るスタイル”を完成させるマストアイテム。AraiやSHOEIといった定番ブランドはもちろん、RIDEZやLEAD、KOMINEなどからも個性豊かなモデルが登場しているので、被り心地や通気性、静粛性といった実用面にも注目して選ぶのがおすすめですよ♪店舗一覧 - ナップス店舗情報総合サイトナップスの各店舗ではヘルメットを豊富なラインナップで取り揃えております。ヘルメットを購入の際はぜひナップス店へお越しください!
レザージャケット(革ジャン)はライダーに欠かせない“一生モノ”の装備。防風性や耐久性に優れ、着込むほどに増す風合いも魅力です。本記事ではおすすめ12選を厳選し、シングル・ダブル、US・UKスタイルの違いや選び方のポイントを徹底解説。あなたに最適な一着を探す参考にしてください!ライディングジャケットにレザー(革ジャン)を選ぶメリット・デメリット革ジャンのメリットレザージャケットの最大のメリットは、防御性能と耐久性です。繊維素材のジャケットと比較すると、革は摩擦に強く、転倒時の擦過傷を防ぐ効果が高いといえます。また、外気を遮断する力が強いため、防風性に優れ、冷たい風が吹きつける季節でも体温を保ちやすい点もライダーにとっては大きな安心材料です。さらに、レザーは使い込むほど柔らかく体に馴染み、唯一無二の味わいを生み出します。長年愛用することで「自分だけの一着」に育てられる楽しみは、他の素材では得られない大きな魅力といえるでしょう。革ジャンのデメリットレザージャケットには注意すべき点もあります。革はナイロンなどの化繊素材と比較し重量があるため、長時間着た場合の快適性はやや劣るといえるでしょう。特に厚手のカウレザーやホースレザーを使用したジャケットは顕著です。さらに、革は雨に弱く、濡れると硬化やカビの原因になるため、日常的にメンテナンスが必要です。定期的なオイルケアや乾燥対策を怠ると、せっかくの一着が劣化してしまう恐れがあります。また、化繊のジャケットよりも比較的高価なのもデメリットといえるでしょう。レザージャケット(革ジャン)の選び方革ジャン選びのTips① | 革(素材)の違いを知ろう革ジャンは素材に使用された革の種類によって、着心地・耐久性・重さ・柔軟性・経年変化の表情が大きく変わるため、ここでは革ジャンによく使用される革の種類と特徴を解説します。・カウレザー(牛革)最も一般的なのが カウレザー(牛革) です。厚みと強度に優れ、耐久性が高いためハードな使用にも耐えられる素材として長年ライダーから支持されています。重量はありますが、防風性が高く、使い込むことで柔らかさが増して体に馴染んでいくのが魅力です。・ゴートスキン(山羊革)ゴートスキン(山羊革)は牛革に比べて軽く、柔らかい質感が特徴です。動きやすさを重視するライダーや、長時間ツーリングで疲労を減らしたい人に向いています。表面に独特のシボ(しわ模様)があり、見た目にも個性が出やすいのもポイントです。・ホースハイド(馬革)高級素材として知られるのが ホースハイド(馬革)。しなやかでありながら強度が高く、光沢感のある仕上がりは独特の高級感を放ちます。経年変化が顕著に表れ、長年着込むことで深い味わいが生まれるため、「一生モノ」として愛用するライダーも多い素材です。・ラムレザー(羊革)軽やかで柔らかな着心地を求めるなら ラムレザー(羊革) もおすすめ。きめ細かくしなやかな肌触りが特徴で、ファッション性が高く、カジュアルシーンにも取り入れやすい素材です。ただし耐久性は牛革や馬革に劣るため、ハードな使用よりも街乗りや日常使い向きといえます。・ピッグスキン(豚革)意外と知られていないのが ピッグスキン(豚革)。通気性に優れ、価格も比較的リーズナブルなのが特徴です。厚みはありますが柔らかさもあり、コストを抑えつつ革ジャンを楽しみたい人には選択肢のひとつになります。ただし見た目の高級感は牛革や馬革に比べてやや控えめな印象です。いずれの素材も一長一短があり、どの革を選ぶかによってジャケットの着心地や印象は大きく変わります。革ジャン選びのTips② | シングルとダブルの違いとは?・ダブルダブルライダースは左右に大きくラペル(襟)が広がり、ジップが斜めに走る存在感のあるデザインが特徴です。ジップを上まで閉めれば防風性が高まり、寒風の侵入を防ぐ効果も期待できます。見た目はハードで武骨な印象を打ち出せるため、ハーレーなどのアメリカンなスタイルを好むライダーに愛されています。また、ダブル特有の重厚な雰囲気は「革ジャンらしさ」を求める人にぴったりです。・シングルシングルライダースは、フロントがジップ一列で構成されたシンプルなデザインが特徴です。余計な装飾がなく、すっきりとしたシルエットで街乗りやカジュアルなファッションとも相性抜群。軽快さと動きやすさがあり、普段着としても自然に溶け込むのが魅力です。特にタイトシルエットのモデルはスタイリッシュな印象を与え、幅広い年代のライダーから支持されています。革ジャン選びのTips③ | USスタイルとUKスタイルの違いレザージャケットには大きく分けて2つのスタイルがあります。それが「US(アメリカ)スタイル」と「UK(イギリス)スタイル」。ここではその違いを解説します。・USスタイルUSスタイルは、厚手のカウレザーを使った重厚な作りが特徴です。タフで無骨な雰囲気を放ち、長年着込むほどに深いシワや光沢が現れて、まさに“一生モノ”として育てがいのあるジャケットになります。シルエットは比較的ゆったりしており、アメリカンバイクやチョッパーと相性抜群。代表的なブランドにはSchott(ショット)やVanson(バンソン)などがあり、アウトロー的な力強いスタイルを求めるライダー人気です。・UKスタイル一方のUKスタイルは、細身でスマートなシルエットが特徴です。カフェレーサーやクラシックバイクと非常に相性が良いスタイルといえます。シンプルでスマートなデザインは、街乗りにも取り入れやすいのも魅力。代表的なブランドにはLewis Leathers(ルイスレザー)やBelstaff(ベルスタッフ)などがあり、上品さと伝統を兼ね備えたデザインが人気です。革ジャンのメンテナンス方法・お手入れの基本革は自然素材であり、そのまま放置すると乾燥やひび割れ、カビの原因になってしまいます。ここでは日常的にできる革ジャンのメンテナンス方法を紹介します。・クリーニングと保湿使用後は柔らかい布やブラシで軽く汚れやホコリを払います。数カ月に一度は、専用のレザークリーナーで表面を清掃し、その後にレザーオイルやクリームを薄く塗って保湿します。オイルは塗りすぎるとベタつきやカビの原因になるため、少量を伸ばすのがコツです。・雨に濡れたときの対処ツーリング中に雨に遭うこともありますが、濡れたまま放置するのは厳禁です。タオルで軽く水分を拭き取り、風通しの良い日陰で自然乾燥させましょう。ドライヤーなどで急速に乾かすと革が硬化するため避けるべきです。乾いた後は必ずオイルで保湿し、柔軟性を保ちましょう。・保管方法長期保管の際は、通気性のある不織布カバーを使い、クローゼットの奥に詰め込まずゆったりと吊るすのが理想です。湿気の多い場所はカビのリスクが高まるため、除湿剤や乾燥剤を併用すると安心です。おすすめのかっこいい革ジャン12選!ここからは、実際にライダーから支持を集めるおすすめのレザージャケットをブランドごとに紹介します。伝統と実績のある国産メーカーから、独自のデザイン性を持つ新興ブランドまで幅広くセレクトしました!カドヤ(KADOYA) | FENNEL-2老舗KADOYAの人気モデル「FENNEL」を進化させたFENNEL-2は、より立体的なシルエットと快適なフィット感を実現した一着です。袖の作りを見直すことでライディング姿勢に自然に馴染み、タックロール幅を太めに変更することで普遍的なパデッドデザインへとアップデート。クラシカルでありながら現代的な雰囲気を持ち、街乗りからツーリングまで幅広く活躍します。さらに肩・肘・脊椎にパッドを装着できるポケットを新設し、安全性にも配慮。素材には柔軟で扱いやすいゴートスキンを採用し、着込むほどに体に馴染むのも魅力です。老舗ブランドならではのクラフトマンシップと現代的改良を融合したFENNEL-2は、一生モノとして長く愛用できるレザージャケットを求めるライダーに最適な選択肢といえるでしょう。ナップスで商品を見るカドヤ(KADOYA) | TWR-2人気の「タイトシリーズ」から登場したTWR-2は、細身のシルエットとシンプルなデザインが魅力のダブルライダースです。小ぶりなラペルを備えたミニマルなデザインはそのままに、今回の改修でシルエットと質感をさらにブラッシュアップ。無駄を削ぎ落としたフォルムはスタイリッシュでありながら、ライディング時の運動性を損なわない工夫が施されています。素材には柔らかく上質なソフトステア(牛革)を採用し、初めから着心地が良く体に馴染みやすいのもポイント。裏地にはポリエステルツイルを用いて耐久性と快適性を確保しています。安全性の面では脊椎パッド用ポケットを搭載し、必要に応じてプロテクターを追加可能。クラシックな雰囲気を持ちながらも現代的な使いやすさを兼ね備えたTWR-2は、シンプルで上質なダブルライダースを求めるライダーに最適な一着です。ナップスで商品を見るカドヤ(KADOYA) | TSR-2KADOYAのタイトシリーズから展開されるTSR-2は、シングルライダースをベースにしたシンプルで洗練された一着です。細身のシルエットと無駄のないデザインはそのままに、部分改修によってシルエットの美しさと質感をさらに高めています。シングル特有のすっきりとしたフロントデザインは、街乗りやカジュアルなスタイルとの相性も良く、幅広いシーンで着ることができるでしょう。素材には柔らかく扱いやすいソフトステア(牛革)を採用。新品時から体に馴染みやすく、長時間のライディングでも快適に着られる設計になっています。裏地には耐久性の高いポリエステルツイルを使用し、着脱のしやすさや耐摩耗性を確保。さらに安全性を考慮し、脊椎パッド用ポケットを備えているため、プロテクターを追加することでツーリングでも安心です。TSR-2は「ライディングも普段着も革ジャンで」というライダーにぴったりの一着といえるでしょう。ナップスで商品を見るカドヤ(KADOYA) | TCR-2KADOYAのTCR-2は、ロングタイトシルエットを採用した襟付きライダースの改修モデルです。従来のスマートなデザインを受け継ぎつつ、シルエットや細部の質感を見直すことで、より洗練された印象へと進化。ライディング時の運動性を損なわない構造に仕上げられているため、長時間のツーリングでも快適に着こなせます。ロング丈に襟を備えたデザインは、バイクを降りた日常シーンでも違和感なく街に溶け込み、幅広い世代や車種にマッチするのが魅力です。素材にはしなやかで扱いやすいソフトステア(牛革)を採用し、着るほどに体へ馴染み、耐久性と柔らかさを両立。裏地にはポリエステルツイルを用い、耐摩耗性と快適性を確保しています。さらに脊椎パッドポケットを搭載しており、必要に応じてプロテクターを装着可能。スタイリッシュな外観と機能性を兼ね備えたTCR-2は、ツーリングから街乗り、さらにはタウンユースまで幅広く活躍できる万能な一着です。ナップスで商品を見るライズ(RIDEZ) | ACE JACKET LAMPRIDEZのACE JACKET LAMPは、定番のシングルライダースをベースにしたモデル。シンプルなフロントデザインで幅広いスタイルに合わせやすく、街乗りからツーリングまで活躍します。最大の特徴は、柔らかく軽量なシープスキン(羊革)を採用している点。牛革に比べて軽快で着心地が良く、初めて革ジャンに挑戦するライダーでも扱いやすいのが魅力です。動きやすさを重視した設計により、ライディング姿勢でも自然に体に馴染み、長時間の着用でも快適。さらにフロントジッパーの内側には防風用フラップを搭載しており、走行中に冷たい風が侵入するのをしっかり防ぎます。裏地には光沢のあるサテン生地(ポリエステル)を採用し、袖通しの良さと高級感を両立。シンプルながら機能性と快適性を兼ね備えたACE JACKET LAMPは、初めての革ジャンにも、普段使いにもおすすめです。ナップスで商品を見るライズ(RIDEZ) | RR VANQUISH JACKETRIDEZが新たに立ち上げた「RR(ダブルアール)」ラインから登場したのが、RR VANQUISH JACKETです。従来のエイジング加工を施した仕上げから一転し、艶感のあるディープなシープスキンを採用。大人の雰囲気を漂わせる上質な質感が特徴です。コンセプトは「バイクと日常を行き来するジャケット」。バイクに必要な機能性をしっかり備えながら、街中でも自然に着こなせるデザインに仕上げられています。肩・肘・背中にはプロテクターポケットを搭載し、安全性を高めつつ、ダブルファスナーや袖ボタンといった使い勝手の良いディテールも装備。裏地には光沢のあるサテンを用い、着心地と高級感を両立しています。落ち着いたオリーブカラーはバイクシーンだけでなく普段着にも馴染み、ライダーのライフスタイル全体に寄り添う一着。週末だけでなく平日も共に過ごせる“永く付き合える革ジャン”を探しているライダーにぴったりのモデルです。ナップスで商品を見るライズ(RIDEZ) | MOTO MA-1 JACKET1950年代に誕生したフライトジャケット「MA-1」を、RIDEZが独自に進化させたのがMOTO MA-1 JACKETです。オリジナルのミリタリーデザインを踏襲しつつ、素材にはRIDEZらしいシープスキンを採用。牛革より柔らかくしなやかで、ライディング時の動きやすさと快適な着心地を実現しています。内側には厚めの中綿入りキルティングを備え、冬場のツーリングでも高い保温性を確保。外観はヒョウタン柄ステッチやボックスタグポケットなど、MA-1の意匠を活かしながら現代的にアレンジされています。さらに胸・肩・肘・背中にプロテクターを収納できるポケットを装備し、安全性にも配慮。YKK製ファスナーや、バタつき防止スナップボタンなど、日常とライディング双方に馴染む工夫も光ります。特に「START YOUR ENGINE」と刻まれたフライトタグは、バイク乗りの心をくすぐるRIDEZらしい遊び心。スタイル性と機能性を兼ね備えた、オンでもオフでも楽しめるレザージャケットです。ナップスで商品を見るデグナー(DEGNER) | レザーフライトジャケット 25WJ-4DEGNERの25WJ-4は、人気のフライトジャケット「20WJ-8」を羊革仕様に仕上げたアップデートモデルです。軽量で柔軟性の高いラムレザーを採用しており、ソフトな手触りとしなやかな着心地が特徴。長時間のライディングでも肩や腕に負担がかかりにくく、自然に体にフィットします。リブ仕様の袖口とウエスト、さらに取り外し可能なボア襟を装備することで、防風性と防寒性を強化。真冬のツーリングでも冷気をしっかり遮断し、快適なライディングをサポートします。デザイン面では、フライトジャケットならではの無骨さと、羊革ならではの洗練された質感を両立。繊細な革のきめ細やかさが、シルエットの美しさを一層引き立てています。安全面にも配慮され、肩・肘・背中・胸にプロテクターポケットを備え、必要に応じて装着可能。価格も4万円弱と手に取りやすく、高い実用性とファッション性を兼ね備えたコストパフォーマンスに優れる一着です。ナップスで商品を見るデグナー(DEGNER) | レザージャケット 25SJ-1DEGNERの25SJ-1は、オールシーズンで活躍するシンプルかつ堅牢なレザージャケットです。素材には耐久性に優れた牛革を採用。厚みがありながらもライディングに適した設計で、長年着込むことで味わいが増し、自分だけの一着へと育てられます。肩・肘・背中・胸にはプロテクターポケットを備えており、好みに合わせて装着すればツーリング時の安全性も確保可能。街乗りから本格的なライディングまで安心して使える仕様です。デザインはステッチをアクセントに取り入れ、シンプルでありながらも存在感を放ちます。また、ブラック・ネイビー・レッドの3色展開で、自分のスタイルに合わせた選択が可能。インナーには各ボディカラーにマッチする裏地を採用し、細部までこだわりが感じられる仕上がりです。ライディングシーンはもちろん、タウンユースでも活躍する一着となるでしょう。ナップスで商品を見るデグナー(DEGNER) | レザージャケット 25WJ-1DEGNERの25WJ-1は、どっしりとした牛革を使用したシンプルなシングルライダース。堅牢で耐久性の高い素材を活かしつつ、無駄を省いたデザインにより、どんなシーンにも馴染む汎用性の高さが魅力です。中綿入りのインナーはファスナーで簡単に着脱可能で、季節や気温に応じて快適なスタイルに調整できます。寒冷期には防寒性を高め、春秋には軽快に着こなせるため、ロングシーズン活躍する万能モデルです。肩・肘・背中・胸にはプロテクターポケットを備え、安全性も確保。必要に応じてプロテクターを装着すれば、ツーリングから日常使いまで安心して着用できます。カラーはブラック・グレー・グリーンの3色展開で、クラシックにもカジュアルにも合わせやすいラインナップ。シーズンを通して使えるジャケットを求めるライダーに最適です。ナップスで商品を見るヒョウドウ(HYODO) | NEO-iD D3O ST-X LEATHERHYODのNEO-iD D3O ST-X LEATHERは、レーシングスーツの機能性をストリート用に落とし込んだスポーツレザージャケットです。独自の「ST-X」パターンを採用し、高い運動性と快適性を両立。アグレッシブなSPEED-STYLEデザインを継承しつつ、街乗りでも自然に着こなせる洗練された一着です。素材にはベンテッド仕様のカウライトレザーを使用し、フルレザーながら驚くほどソフトで軽快な着心地を実現。さらに通気性を高める構造により、長時間のライディングでも蒸れにくく快適です。プロテクション面では、柔軟性と通気性を兼ね備えたD3O® Diablo™(CE規格レベル1)プロテクターを肩・肘・背中に搭載し、安全性と動きやすさを高次元で両立。加えて、袖内側のスナップボタンを利用すれば、HYODのEVOKEシリーズインナーと連結でき、幅広い季節に対応可能です。スポーツライディング志向のライダーはもちろん、機能性とスタイルを妥協したくない人におすすめできる、まさにHYODの哲学を体現するレザージャケットです。ナップスで商品を見るヒョウドウ(HYODO) | CELTIS D3O ST-X Lite LEATHERHYODのCELTIS D3O ST-X Lite LEATHERは、同ブランドのレザージャケットにフードスタイルを取り入れた革新的なファーストモデルであり、今なお多くのライダーに支持され続けるロングセラーモデルです。素材には柔らかなカウライトレザーを採用し、フルレザーながら驚くほど快適な着心地を実現。さらにベンテッド仕様により通気性が確保され、暑い季節でも蒸れにくく快適です。また、寒い時期には袖内側のスナップボタンでHYOD EVOKEシリーズのインナーと連結でき、腰部のポケットにはインナーを収納可能といった利便性も備えています。プロテクターは柔軟でエアースルー構造のD3O® Diablo™(CE規格レベル1)を装備し、安全性と動きやすさを両立。フード付きレザーという新たなジャンルを確立したCELTISは、ファッション性と機能性を兼ね備えた万能ジャケットと言えるでしょう。ナップスで商品を見るまとめ | レザージャケットは一生モノの相棒レザージャケットは、防風性や耐久性に優れたライダーの“一生モノ”の装備です。シングルやダブル、USやUKなどデザインの違いを知ることで、自分に合った一着を見極められます。KADOYAやRIDEZ、DEGNER、HYODといった信頼できるブランドから選べば、街乗りからツーリングまで安心。お気に入りの一着を手に入れて、快適で安全、そしてスタイリッシュなバイクライフを楽しみましょう!
秋の関西は紅葉が美しく、ツーリングには最高の季節。山々を彩るモミジのトンネルや湖畔の絶景、歴史ある街道など、走って楽しいスポットが数多くあります。澄んだ空気とともに、ワインディングを駆け抜ける爽快感はこの季節ならでは。本記事では、関西でおすすめの紅葉ツーリングスポットを10か所厳選。走りやすさや見どころを交えながら、ライダー目線で紹介します。比叡山ドライブウェイ(滋賀・京都)滋賀県大津市と京都市左京区を結ぶ「比叡山ドライブウェイ」は、関西屈指の紅葉ツーリングスポット。琵琶湖を望む絶景と、山肌を染める紅葉のコントラストが見事で、秋になると多くのライダーが訪れます。全長約8kmのワインディングロードは適度なカーブと高低差があり、走り応えも抜群。特に、標高800m付近から見下ろす琵琶湖の眺望は息をのむほど美しく、バイクを停めて写真を撮りたくなる瞬間が続きます。沿道には「夢見が丘展望台」や「ガーデンミュージアム比叡」など、紅葉とアートを同時に楽しめるスポットも点在。11月上旬〜中旬にかけてカエデやモミジが見頃を迎え、山全体が赤や金に染まる様子は圧巻です。京都側からのアクセスも良く、途中には比叡山延暦寺などの観光名所も。走りと景観、歴史が融合した比叡山ドライブウェイは、まさに「走って良し・眺めて良し」の秋の定番ルートです。高野龍神スカイライン(和歌山・奈良)和歌山県の高野山から龍神温泉へと続く「高野龍神スカイライン」は、関西ライダーなら一度は走っておきたい名ルート。標高1000m級の山々を貫く約42kmのワインディングロードは、紅葉シーズンになるとモミジやブナ、ナラの木々が色づき、まるで絵画の中を走っているかのような美しさに包まれます。特に、護摩壇山(ごまだんざん)付近の紅葉は圧巻で、10月下旬から11月上旬にかけてピークを迎えます。走りの面でも、ゆるやかなコーナーとタイトなカーブが織り交ざる変化に富んだルートで、ライディングの楽しさを存分に味わえるのが魅力。途中の展望台からは紀伊山地の山並みと紅葉のグラデーションを一望でき、休憩スポットとしても最適です。ツーリングの締めくくりには、名湯・龍神温泉で疲れを癒すのもおすすめ。自然の中で心も体もリセットできる、高野龍神スカイラインは秋の関西ツーリングを代表する絶景ロードです。メタセコイア並木(滋賀・マキノ町)滋賀県高島市マキノ町にある「メタセコイア並木」は、約2.4kmにわたっておよそ500本のメタセコイアが立ち並ぶ関西屈指の紅葉スポット。直線道路の両脇を黄金色に染める木々のトンネルは、まさに“秋の絶景ロード”として知られ、バイクで走ればその美しさを全身で感じられます。見頃は11月中旬から下旬にかけて。赤やオレンジ、黄色がグラデーションのように変化し、走るたびに風景が移り変わるのが魅力です。道幅はそれほど広くありませんが、交通量が比較的落ち着く朝の時間帯は特におすすめ。陽光が木漏れ日となって差し込み、愛車と紅葉のコントラストを撮影するのにも最適です。並木道の終点には「マキノピックランド」があり、地元の旬の味覚やカフェも楽しめます。走って良し、眺めて良し、写真映えも抜群のメタセコイア並木は、関西ツーリングの中でも外せない秋の定番ルートです。箕面大滝(大阪)大阪府北部の箕面市にある「箕面大滝(みのおのおおたき)」は、“日本の滝百選”にも選ばれた名瀑で、関西でも特に人気の高い紅葉スポット。市街地からのアクセスが良く、国道423号線や箕面ドライブウェイを経由して気軽に訪れることができます。滝へと続く山道沿いにはカエデやモミジが連なり、11月中旬から下旬にかけて見頃を迎えると、真紅のトンネルのような景色が広がります。箕面大滝周辺はカーブが続く道ですが、舗装状態も良く、軽快なライディングが楽しめるのが魅力。滝の落差は33mあり、紅葉の木々に囲まれた水の流れは迫力満点。滝前の広場では休憩もでき、売店で名物の「もみじの天ぷら」を味わうのもおすすめです。日中は観光客も多いので、早朝ツーリングで訪れると静かな紅葉の美しさを堪能できます。都会の喧騒を離れ、わずか1時間ほどで味わえる自然の絶景。それが箕面大滝の最大の魅力です。嵐山高雄パークウェイ(京都)京都市西部に位置する「嵐山高雄パークウェイ」は、紅葉シーズンにぜひ走りたい人気のツーリングルート。全長約10.7kmの有料道路で、二輪車の通行が可能です。*嵐山の観光エリアからスタートし、標高400mほどの高雄山へと続くワインディングロードは、秋になると両側のカエデやモミジが燃えるように色づきます。11月中旬が紅葉のピークで、走りながら赤や黄金のトンネルをくぐるような感覚を味わえるのが魅力です。沿道には「展望台」や「菖蒲ヶ丘展望広場」があり、京都の街並みや保津峡の雄大な景色を一望可能。途中の「観空台」では駐車スペースもあり、バイクを停めて休憩したり、写真撮影にも最適です。終点の高雄エリアには神護寺や高山寺といった紅葉の名所も点在。走りと観光の両方を楽しめるこのルートは、京都の秋を存分に体感できる一押しスポットです。朝の澄んだ空気の中を走れば、まさに“京都らしい秋”を感じられることでしょう。※125cc以下のバイクは通行不可なので注意。大台ケ原ドライブウェイ(三重・奈良)紀伊半島の中央部、三重県と奈良県の県境を走る「大台ケ原ドライブウェイ」は、関西でも屈指のスケールを誇る紅葉ツーリングルート。標高1500m級の山岳地帯を貫く約19kmの道は、雲海や山々の稜線を見渡せる絶景の連続です。10月中旬から11月上旬にかけて、ブナやナラ、カエデが色づき、紅葉のグラデーションが山肌を覆う様子はまさに圧巻。標高差によって紅葉の進み方が変わるため、長い期間楽しめるのも魅力です。走行中は、空の近さと冷たい空気が心地よく、まるで雲の上を走っているような爽快感。終点の大台ケ原ビジターセンターからは、徒歩で展望スポット「日出ヶ岳」や「正木峠」にもアクセスでき、バイクを降りての散策もおすすめです。道中はカーブが多く、天候が変わりやすい山岳ルートなので、安全運転は必須。雄大な自然と紅葉が織りなす大台ケ原ドライブウェイは、関西のツーリングシーズンを象徴する“天空の紅葉ロード”です。曽爾高原(奈良)奈良県宇陀郡曽爾村に広がる「曽爾高原(そにこうげん)」は、関西のライダーに人気の高い秋のツーリングスポット。標高約800mに位置し、なだらかな丘陵地にススキの草原が一面に広がる光景はまさに圧巻です。紅葉の名所としても知られ、10月下旬から11月中旬にかけては、高原を囲む倶留尊山(くろそやま)や亀山の木々が赤や黄金色に染まり、ススキの銀色とのコントラストが幻想的な美しさを生み出します。走行ルートは県道81号や国道369号を利用するのが定番で、緩やかなワインディングが続き、景色を楽しみながら走れるのが魅力。特に夕方、日が傾き始める時間帯は、ススキが夕日に照らされて黄金色に輝き、まるで映画のワンシーンのよう。高原入口には駐車場や売店もあり、地元グルメや温泉「お亀の湯」での休憩もおすすめです。走りやすさと景観の美しさを兼ね備えた曽爾高原は、秋ツーリングの締めくくりにもぴったりの場所です。六甲山・表六甲ドライブウェイ(兵庫)兵庫県の「六甲山・表六甲ドライブウェイ」は、神戸の市街地からアクセス抜群の紅葉ツーリングルート。標高931mの六甲山へと続く道は、秋になるとカエデやモミジが燃えるように色づき、街からわずか30分で別世界のような紅葉景色を楽しめます。特に11月上旬から中旬が見頃で、山の中腹から山頂まで徐々に紅葉が進むため、季節の移ろいを感じながら走れるのが魅力。表六甲ドライブウェイは整備された舗装路とテンポの良いカーブが続き、ビギナーからベテランまで走りやすいコース。途中の「鉢巻展望台」や「一軒茶屋」からは、神戸の街並みと紅葉の山肌、そして瀬戸内海まで一望できます。夕方には街の灯りが点り始め、紅葉と夜景の競演が楽しめるのも六甲山ならでは。ツーリングの締めには六甲ガーデンテラスで温かいコーヒーを一杯。走りも景色も充実した“都市型紅葉ツーリング”を満喫できるスポットです。※表六甲ドライブウェイの下側区間は、土日祝日は二輪車通行禁止です。週末に出かける場合は六甲トンネル手前から表六甲ドライブウェイに合流しましょう。丹波篠山(兵庫)兵庫県中東部に位置する「丹波篠山(たんばささやま)」は、紅葉と歴史情緒、そして秋の味覚がそろう人気のツーリングエリア。篠山城跡や武家屋敷通りの並木が色づく11月上旬から中旬にかけては、古都のような雰囲気に包まれ、バイクでゆったりと走るだけでも心が癒されます。郊外には紅葉の名所「洞光寺」や「大国寺」などが点在し、落ち着いた山里の風景の中で色鮮やかなモミジが映える様子はまさに秋の風物詩。ツーリングルートとしては、国道372号線(デカンショ街道)や県道49号線が走りやすく、ほどよいワインディングと田園風景が続きます。丹波篠山は黒豆や栗などの特産品でも有名で、道の駅「丹波おばあちゃんの里」や城下町のカフェでの休憩も楽しみのひとつ。紅葉と食、歴史が一体となったこのエリアは、ゆっくりと秋を満喫したいライダーにぴったりのツーリングスポットです。高野山周辺ルート(和歌山)和歌山県北部に位置する「高野山」は、世界遺産にも登録される日本屈指の聖地。秋になると山全体が紅や黄金に染まり、静寂と彩りが調和する幻想的な風景が広がります。アクセスルートとなる国道480号や高野山道路はワインディングが続き、紅葉のトンネルを抜けるような感覚で走れる絶好のツーリングコース。標高約800mに位置するため、紅葉の見頃は10月下旬から11月上旬とやや早めです。町中では壇上伽藍や金剛峯寺、奥之院などが紅葉に包まれ、古刹の伽藍と鮮やかなモミジが織りなす景観は、どこを切り取っても絵になる美しさ。走りを楽しんだ後は、参道を散策しながら静かな時間を過ごすのもおすすめです。高野山は宗教的な荘厳さと自然の美しさが共存する特別なスポット。秋のツーリングでは心落ち着く時間を与えてくれるでしょう。走りも癒しも得られる、まさに“大人の紅葉ツーリング”にぴったりのルートです。まとめ | 関西の紅葉ツーリングで、秋だけの絶景と走る喜びを満喫しよう関西の紅葉ツーリングは、地域ごとに違う魅力があり、歴史と自然を一度に楽しめるのが特徴です。山岳ルートでスケールの大きな紅葉を満喫するも良し、古都や温泉で癒されるも良し。10月下旬から11月下旬が見頃で、ルートを選べば長く楽しめます。紅葉とワインディング、そして秋の空気。そのすべてが、バイク旅を特別な時間にしてくれますよ♪
バイクを愛するなら、手を守るグローブにはとことんこだわりたいもの。なかでも“JRP”の名を耳にしたことがあるライダーは多いでしょう。香川県・東かがわ市の工房で、熟練の職人たちが一双ずつ丁寧に仕立てる本革ライディンググローブ。そのフィット感と耐久性は、長距離ツーリングはもちろん日常のライディングでも頼れる存在です。しかし、その品質の裏側にあるストーリーを知る人は意外と少ないのではないでしょうか。今回は、JRPのものづくりを支える中村さんと藤崎さんに直接お話を伺い、その“魅力”の秘密に迫りました。JRPとはどんなブランド?JRPの歴史は、実はバイク用グローブから始まったわけではありません。母体となる株式会社中虎は1952年に香川県で創業し、長らくウインタースポーツ用のスキーグローブを中心に製造してきました。ところが、スキーのオフシーズンには工場の稼働が繁忙期に比べ少し落ち着くため、1987年からバイク用グローブの製作をスタート。これがJRPブランド誕生のきっかけとなりました。当初は他社ブランドのOEM製造を手がけていましたが、転機は創業社長・中川武雄氏がNASAで開発された衝撃吸収素材「テンパーフォーム®」に出会ったことでした。優れた素材を生かしたグローブを他メーカーに売り込もうとしましたが、価格重視の業界からは思うような反応が得られません。「ならば自分たちで本当に良いものを作ろう」と決意し、自社ブランドを立ち上げたのです。こうして誕生したのが、JRP=JAPAN RIDER PRODUCT(ジャパンライダープロダクト)。国内のライダーのために、それまで培った職人の技術と良質な素材を使用したグローブづくりが始まりました。現在も香川県・東かがわ市の自社工房で熟練の職人が一双ずつ丁寧に仕立て、妥協のない品質と快適なフィット感を追求し続けています。メーカー担当者が語る「JRPグローブ」の魅力JRPのグローブは、なぜ多くのライダーを魅了し続けるのか。製造の現場を知るメーカーのお二人、中村さん・藤崎さんに、革選びから縫製、フィット感へのこだわりまで、その真髄を語っていただきました。JRPが本革にこだわる理由とは?――なぜ今も本革にこだわり続けるのか。JRPの中村さんはその理由をこう語ります。「実は、最近主流のようなハードプロテクターを備えたグローブも作ろうと思えば作れるんです。でも私たちが目指しているのは、天然皮革ならではのしなやかな着用感。ライダーが操作するうえで必要な伸縮性を損なわないことを最優先にしています」JRPで使用している天然皮革は横方向に伸び、縦方向には伸びないように仕上げており、そうした特性を熟知した職人がパターンを設計し、革が動きに沿って自然にフィットするよう計算して裁断・縫製しています。「革を知り尽くした人間だからこそ実現できるフィット感です」と胸を張ります。さらに驚かされるのは裁断の贅沢さです。通常、1枚の革から95%以上を使い切るのが一般的ですが、JRPではグローブに最適な質感や厚みを持つ部分だけを選んで使用するため、使えるのはわずか70%程度。それでも均一なクオリティを保つために妥協しません。耐久性にも自信があります。品質の良い革を厳選しているため、摩擦にも強く、長く使えるグローブに仕上がります。中村さんは最後にこう締めくくりました。「すべてはライダーが安全に、そして心からライディングを楽しむために。本革にこだわるのは、そのためなんです」本革グローブの中でJRPがこれほど支持されているのはなぜか?――多くのブランドがあるなかで、なぜJRPはライダーから長年支持され続けているのでしょうか?「結局は“真面目に、手を抜かず作っている”ことに尽きると思います。素材の選定から縫製まで、職人が一切の妥協をせず品質を追求している。それがJRPらしさです」特に印象的なのが、他社よりも格段に多い検品回数。JRPでは部位ごとに最大5回もの検品を行い、縫製の乱れや革の厚みのムラなどを徹底的にチェックします。これにより、製造途中での不具合を早期に見つけて修正できる体制が整っており、均一な仕上がりを維持しています。さらにJRPはユーザーの声を積極的に製品開発に反映させています。その代表例が、グリップヒーター対応モデル「GHL」。BMWユーザーからのリクエストをきっかけに誕生したモデルで、手のひら側の革を薄く、手の甲側を厚く仕立てることで、グリップヒーターの熱をしっかり伝えつつ防風性も確保しました。こうした実用性と快適性を両立する工夫は、JRPならではといえます。素材のこだわり、丁寧な職人技、そしてユーザー目線。この3つが揃うことで、JRPは単なる本革グローブ以上の存在となり、多くのライダーの信頼を獲得しているのです。JRPグローブの品質を支える職人の技術とは――JRPのグローブを手にした瞬間、多くのライダーが感じるのは“縫い目の美しさ”と“吸い付くようなフィット感”です。その背景には、長年培われてきた職人の技術があります。なかでも特に難易度が高いのが、外縫いとも呼ばれる「ゲージ縫い」。グローブの外側に縫い目を出す技法で、わずかなズレが形や着け心地に大きく影響するため、集中力と繊細な手さばきが求められます。驚くべきことに、JRPでは若い職人たちもこの高度な技術を身につけ、日々丁寧に縫い上げています。細かい箇所はピンセットを使い縫い上げる。まさに職人技。均一で正確なステッチ(縫い目)がクオリティの高さの証明です。さらに同社では、見習いの段階から“本物の革”で練習を積むのが伝統です。「革は一枚一枚、表情も厚みも違う。それを経験しないと本当の技術は身につかない」と中村さんは語ります。JRPでは社長の意向で職人を一から育てる体制を整えており、未経験で入社したスタッフが熟練の職人へと成長する例も珍しくありません。子育て世代のスタッフにも働きやすいよう、有給や育児休暇などの制度を充実させているのも特徴です。「縫製業の中でも革手袋が最も難しい」と言われるなかで、JRPは長年革手袋だけを作り続けてきた専門メーカー。積み重ねたノウハウと職人育成の仕組みが、高品質なグローブを生み出し続ける力になっています。本革でグローブを作る難しさや苦悩もある――天然素材を扱う以上、ものづくりはいつも順風満帆とはいきません。中村さんはこう打ち明けます。「革は生き物ですから、個体によって硬さや厚み、伸び方が違います。素材が良い時もあれば扱いが難しい時もあるんです」さらに、人の手で仕立てるため職人の体調やコンディションによっても仕上がりに微妙な差が生まれることがあるといいます。それでも、検品体制を徹底し品質を一定に保つ努力を欠かさないのがJRP流です。価格についても印象的なエピソードがあります。工場を見学した人の多くが口を揃えて「この品質でこの価格は安い」と驚くのだとか。そこには、創業者である中川武雄社長の「利益も大事だが、ほどほどが大事」という理念が息づいています。コストダウンによる大量生産ではなく、誠実なモノづくりを守り続ける。それがJRPの信条です。苦労の多い仕事ではありますが、「良いものができた時の達成感は格別です」と中村さんと藤崎さんは笑顔を見せました。革という自然素材と日々向き合いながらも、品質に妥協しない姿勢が、JRPらしい温かみのある製品を支えています。メーカーイチオシ!JRPのおすすめ本革グローブ5選!BPS 3シーズンレザーグローブ着けた瞬間、長年使いこんだグローブのように手に馴染みます。JRPらしい本格派レザーグローブながら、日常使いにも馴染むシンプルなデザインが魅力のBPSレザーグローブ。指先には通気性の高いパンチングメッシュ加工を施し、暑い季節でも快適な着け心地を実現しました。素材には、汚れや色落ちに強く、洗うこともできる耐水加工牛革を採用し、タフなツーリングにも安心。さらに、小指のサイドにはあて革を備え、万一の転倒時にも手を守ります。豊富なカラーバリエーションからスタイルに合わせて選べるのも嬉しいポイント。初めての本革グローブにもおすすめな、長く愛用できる1双です。BPSレザーグローブサイズ:S/M/L/LL/3L価格(税込):¥8,800ナップスで商品を見るJPS 3シーズンレザーグローブJRPで唯一ピケ縫いという技法で仕上げたグローブ。装着するとスマートさが際立ちます。JRPの革新技術を詰め込んだJPSグローブは、3D裁断による立体的なフォルムが特徴。手を包み込むような自然なフィット感で、長時間のライディングでも快適さをキープします。さらに注目は、JRPラインナップで唯一採用された「ピケ縫い」。縫い目を表側に出すことで、内縫い特有のごろつき感を解消し、指先までスッとスマートなシルエットを実現しました。見た目の美しさと快適な着け心地を兼ね備えた、JRP新機軸の本革グローブです。JPSレザーグローブサイズ:S/M/L/LL価格(税込):¥11,000ナップスで商品を見るDBS 3シーズンレザーグローブタフな牛革としなやかな鹿革の組み合わせに、職人の技が光る一双。素材の個性を最大限に活かしたDBSレザーグローブは、耐久性の高いオイルド牛革を甲側に、しなやかな鹿革を手のひら側に組み合わせた贅沢なコンビレザーモデル。指先のフィット感と握りやすさを高めつつ、ライディングに欠かせない柔軟性と強度を両立しています。掌にはアテ革と衝撃メモリーフォームを装備し、安全性にも抜かりなし。装着すると小ぶりなベルトが手首をしっかりホールドし、シンプルながら美しいラインが長く愛される理由です。DBSレザーグローブサイズ:S/M/L/LL/3L/4L価格(税込):Sサイズ~LLサイズ ¥13,200 3L・4Lサイズ ¥14,300ナップスで商品を見るPDL 3シーズンレザーロンググローブ上質な着け心地を求めるライダーに選ばれてきたプレミアムディアシリーズから、待望のロングタイプであるPDL 3シーズンレザーロンググローブが登場。厳選された鹿革ならではのしなやかさと高い強度を兼ね備え、手首までしっかり覆うロング仕様がツーリングの安心感を高めます。3シーズン対応で、カラーは落ち着きのあるブラックとブラウンの2色展開。シンプルなデザインの中に上質な素材感が際立つ、贅沢な一双です。PDL 3シーズンレザーロンググローブサイズ:S/M/L/LL価格(税込):¥25,300ナップスで商品を見るGNWウインターグローブ本革と機能素材を組み合わせた、伝統と革新の一双。真冬のライディングをしっかりサポートするGNWウインターグローブ。ガントレットタイプのロングデザインで、冷たい風の侵入を防ぎつつ手首までしっかり保護します。手の甲には耐水加工牛革、カフス部分には柔軟で丈夫なオイル入り牛革を採用し、タフさと高級感を両立。内側には暖かなボア素材を使用し、インナーには機能素材「サーモトロン」と透湿フィルム「サイトス」を組み合わせ、優れた保温性とムレにくい快適性を実現しました。冬のツーリングを安心かつ快適に楽しみたいライダーにおすすめの一双です。GNWウインターグローブサイズ:S/M/L/LL価格(税込):¥22,000ナップスで商品を見るまとめ | 本物の手仕事が生み出す信頼の一双半世紀以上にわたり本革グローブを作り続けてきたJRP。その背景には、革という自然素材と真摯に向き合い、ライダーの安全と快適さを第一に考える職人たちの姿があります。効率や利益だけを追わず、手間を惜しまないものづくりこそが、多くのライダーの信頼を支えてきました。手に馴染み、時を重ねるごとに味わいを増す一双のグローブ。それは単なる装備ではなく、ライダーの旅を共に刻む相棒となるでしょう。ぜひ皆さんもJRPのグローブを手に取り、その贅沢な装着感を味わってみてください♪
ここ最近、バイク用ヘルメットで注目を集めているのが“カーボン”モデルです。軽量かつ高剛性という素材の特性により、長時間ライディングでの疲労軽減や高速走行時の安定感といったメリットが支持されています。特に2025年は、SHOEIがフラッグシップフルフェイス「X-Fifteen」にカーボン仕様を追加したほか、アルパインスターズからも待望の「スーパーテックR10」が登場し、国内外のライダーの注目が一気に集まりました。本記事では、各モデル最新のカーボンヘルメットを徹底紹介していきます!SHOEI (ショウエイ) X-Fifteen CarbonSHOEIのフラッグシップモデル「X-Fifteen」に待望のカーボン仕様が登場。最大の魅力は、レーシングヘルメットとしての高剛性・軽量性を損なわず、カーボン繊維そのものの美しい編み目を際立たせた仕上がり。独自の成形技術と専用樹脂によって、深みのある艶感と高い耐久性を両立しています。空力性能は時速350km/h超のレースシーンを想定した設計で、従来比でリフトを1.6%、ドラッグを6.1%低減。高速走行でも驚くほど安定感があり、疲労軽減にも寄与します。さらに、効率的なベンチレーションや視界を拡げたアイポート、静粛性を高めるボーテックスジェネレーターなど、快適性と集中力を引き出す装備が満載です。美しさと機能を極限まで磨き上げたこのモデルは、サーキット走行はもちろん、長距離ツーリングでも最高のパフォーマンスを求めるライダーにおすすめです。▼ 詳細/スペックSHOEI (ショウエイ)X-Fifteen Carbonサイズ:S/M/L/XL規格: SG規格(全排気量対応)定価:¥165,000(税込)2025年10月31日販売開始予定※SHOEI Gallery各店(SHOEI Gallery Online Storeを除く)にて限定販売アルパインスターズ(alpinestars) スーパーテックR10写真上:ソリッドヘルメット ホワイトグローシー /写真下:ソリッドヘルメット ブラックカーボン M&G写真上:エレメントヘルメット ブラック/カーボン シルバー/ブラック グロッシー/写真下:エレメントヘルメット ブラック/カーボン ブライトレッド/ホワイト グロッシー写真上:チームヘルメット ブラック/カーボンレッドフルオ/ブルーマット/写真下:チームヘルメット ブラック/カーボンレッド/ホワイトグローシー写真上:チームヘルメット ブラック/カーボンレッドフルオ/ブルーマット/写真下:チームヘルメット ブラック/カーボンレッド/ホワイトグローシー 写真:アコスタ LEアルパインスターズが10年以上の研究とMotoGPライダーたちとの共同開発を経て完成させた、ロードレーシング用フラッグシップヘルメットが「スーパーテックR10」です。MotoGPのアンドレア・ドヴィツィオーゾやホルヘ・マルティン、ジャック・ミラーらの協力により、極限の走行条件を想定したテストを重ね、世界最高水準の保護性能とパフォーマンスを追求しています。特筆すべきは軽量かつ高剛性なカーボンシェルと先進的な空力デザインによる安定性で、高速域でも揺らぎのないライディングをサポートします。さらに高効率なベンチレーションと優れたフィット感で長時間の走行でも快適性を維持。付属のシールドはクリアとスモークの2種類が同梱され、シーンに応じて即座に交換可能です。最高の安全性と快適さ、そして洗練されたレーシングスタイルを兼ね備えたR10は、サーキット志向のライダーに強くおすすめできるヘルメットです。▼ 詳細/スペックアルパインスターズ(alpinestars)スーパーテックR10(Supertech R10)サイズ:XS、S、M、L、XL、XXLアジアンフィット仕様規格: FIM/SG/PSC/MFJ安全基準適合価格(税込):147,400円~169,400円ナップスで商品を見るこちらも読まれています【徹底検証】アルパインスターズ スーパーテックR10|実走行で分かった静粛性・空力・快適性をレビュー!アルパインスターズ最新ヘルメット「スーパーテックR10」を実走行レビュー。静粛性・空力・快適性を実走で徹底検証!Arai (アライ) RX-7X SRC/VZ-RAM SRCAraiのフラッグシップモデルに、最新カーボンテクノロジー「SRC」を採用した特別仕様モデルが、フルフェイスの『RX-7X SRC』と、オープンフェイスの『VZ-RAM SRC』です。いずれも、次世代航空宇宙技術のために開発された超高性能なカーボンファイバーを使用したArai独自のカーボン・コンポジット帽体を採用。ナノレベルに粉砕した特殊カーボン粒子と専用樹脂を組み合わせることで、カーボン繊維の結合力を高め、従来を超える軽量性と剛性を実現しています。RX-7X SRCはスポーツ走行を想定した空力性能と高いプロテクションを備え、サーキット走行やレースを楽しむライダーに最適。一方VZ-RAM SRCはオープンフェイスの開放感と高い安全性能を両立しており、軽量で快適なヘルメットが欲しいツーリングライダーにおすすめです。両モデルともRC正規取扱店のみで展開される特別仕様で、価格は各33万円(税込)。Araiの技術と美しいカーボン仕上げが融合した、プレミアムなライディングギアです。▼ 詳細/スペックArai (アライ)RX-7X SRC/VZ-RAM SRCサイズXS:(54)(55-56)(57-58)(59-60)(61-62)規格:スネル・JIS価格(税込):¥330,000※RC正規取扱店のみでの販売OGK KABUTO (オージーケー カブト) AEROBLADE-6RKabutoのフルフェイスシリーズを代表する「AEROBLADE-6」をベースに、さらなる軽量性と剛性を追求したプレミアムカーボン仕様が「AEROBLADE-6R」です。シェルにはハイパーガラス繊維と高強度有機繊維を組み合わせ、表面に美しい綾織りカーボンを施した独自の『A.C.T.+C』構造を採用。これにより、高い衝撃吸収性と耐貫通性を維持しながら、圧倒的な軽量化を実現。CFD解析で洗練されたエアロフォルムと特許技術「ウェイクスタビライザー」により、高速走行時の安定性と首への負担軽減を両立。さらに、帝人製「UV&IRカットシールド」が紫外線と赤外線を遮断し、夏場でもヘルメット内部の温度上昇を抑えて快適な視界を確保します。インカム用スピーカースペースや眼鏡対応チークパッドも備え、ツーリングからスポーツライディングまで幅広いシーンで性能を発揮する、シリーズ最高峰モデルです。▼ 詳細/スペックOGK KABUTO (オージーケー カブト) AEROBLADE-6R (エアロブレード-6R)サイズXS(54-55cm)/S(55-56cm)/M(57-58cm)/L(59-60cm)/XL(61-62cm) /XXL(63-64cm)規格:JIS価格(税込):¥79,200ナップスで商品を見るSIMPSON (シンプソン) M30 カーボンvia simpsonhelmet-officialonlineshop.traderhouse.jpvia simpsonhelmet-officialonlineshop.traderhouse.jpSIMPSONの伝統を象徴する「M30」は、1970〜80年代に4輪レース用ヘルメットとして人気を博し、今なおそのクラシックスタイルを貫く名作です。「M30 カーボン」は、その往年のデザインを受け継ぎながら、高品質カーボンファイバーを採用したシリーズ最軽量モデルとして進化しました。高品質なカーボンファイバーを使用した軽量なシェルは、サイズに合わせて2種類のサイズが用意されています。サイズ57cm、 58cm、 59cm = スモールシェル/1220g(±50g)サイズ60cm、61cm、62cm = ラージシェル/1300g(±50g)特徴的なフロントスリッドと両サイドのシールドフックが生み出す独特のフォルムは、ヴィンテージ感とレーシーな雰囲気を同時に演出。軽量化により長時間のライディングでも首への負担が少なく、ツーリング派にも最適です。クラシックなルックスと最新素材が融合したこのモデルは、ストリートからヴィンテージバイク、カフェレーサーまで幅広くマッチし、愛車の個性を引き立てます。伝統を重んじながらも快適性と実用性を追求した、唯一無二のカーボンヘルメットです。▼ 詳細/スペックSIMPSON(シンプソン)M30 カーボンサイズ:57cm、 58cm、 59cm、 60cm、61cm、62cm規格: SG規格(全排気量対応)定価:¥91,850(税込)ナップスで商品を見るSIMPSON (シンプソン) M50 model50 カーボン往年の名作「Model 50」を現代に蘇らせたSIMPSONの復刻モデルが「M50」。そのカーボン仕様は、クラシカルなデザインをそのままに、より軽量で快適な仕上がりを実現しています。シールドレスのフルフェイスデザインは、オフロードやストリート、クラシックバイクなど幅広いスタイルに自然に馴染み、無骨さと上質さを併せ持つ独特の存在感を放ちます。安全性にも配慮し、コンポジットファイバーグラスをベースにした堅牢なシェル構造を採用。さらに別売りの5ポイント留めバイザーは、ヴィンテージ感を高めるだけでなく、高速走行でもしっかりと安定する実用性を備えています。レトロなフォルムと最新素材が融合したM50 カーボンは、ライダーの個性を際立たせるヘルメットとしておすすめです。▼ 詳細/スペックSIMPSON(シンプソン)M50 model50 カーボンサイズ:57-58cm、59-60cm、61-62cm規格:SG規格(全排気量対応)定価:¥86,900(税込)ナップスで商品を見るWINS (ウインズ) A-FORCE RRウインズのフラッグシップ「A-FORCE RR」は、MFJ公認を取得した本格レーシング仕様のドライカーボンヘルメットです。軽さと強度を両立するプリプレグ素材と独自のPPVA製法により、無駄な樹脂を排した軽量かつ高剛性のシェルを実現。風洞実験を基にしたエアロフォルムやリアスポイラー、チンスポイラーが空気抵抗を抑え、高速走行時の安定性と首への負担軽減に貢献します。さらに従来比約3倍の吸気流量を誇るベンチレーションとリア排気システムが、ライディング中もヘルメット内を快適に保ち集中力を維持。包み込むような内装は眼鏡対応やインカム取り付けにも配慮され、長距離ツーリングでも快適さを発揮します。安全性・快適性・実用性を高次元で融合させたA-FORCE RRは、レースからスポーツライディングまで幅広いライダーにおすすめのヘルメットです。▼ 詳細/スペックWINS (ウインズ)A-FORCE RRサイズ:XXS、XS、S、M、L、XL規格:SG規格(全排気量対応)、MFJ公認定価:¥63,800(税込)WINS (ウインズ) A-FORCE RS typeCvia www.wins-japan.comウインズ「A-FORCE RS typeC」は、軽量かつ高強度なドライカーボンシェルを採用したツーリング向けフルフェイスヘルメットです。独自のPPVA製法とプリプレグ素材により、余分な樹脂を排除して強度と軽さを両立し、首への負担を軽減。長時間のライディングでも疲れにくく、安全性の向上にもつながります。街乗りで便利なインナーバイザーは従来より5mm長くなり、日差しや逆光を効果的に遮断。大型ベンチレーションやエアロフォルムが走行時の風の流れを整え、ヘルメット内のムレを抑えつつ安定性を確保します。眼鏡やインカムにも対応した快適な内装は洗濯可能で、いつでも清潔に保てるのも魅力。ワイドビューのシールドや防曇シートFOGWINにも対応し、雨天や寒冷時も安心です。快適性と安全性を兼ね備えたA-FORCE RS typeCは、ツーリングライダーにおすすめです。▼ 詳細/スペックWINS(ウインズ)A-FORCE RS typeCサイズ:M-slim、M、L、XL規格:SG/PSC定価:¥52,800(税込)ナップスで商品を見るNOLAN (ノーラン) X-903 ULTRA CARBONNOLAN「X-903 ULTRA CARBON」は、レース由来の空力性能を誇るX-803UCをベースに、ツーリングライダーの快適性を徹底追求したラグジュアリーフルフェイスです。カーボンとケブラーを組み合わせたコンポジットファイバーシェルは軽量かつ高剛性で、長時間のライディングでも首への負担を軽減。特筆すべきはインカムとの親和性で、スピーカー用溝やケーブルガイド、収納ポケットを備え、配線が外に出ないすっきりとした取り付けを実現します。UV400対応インナーバイザーは7段階で高さ調整が可能で、曇り止めPINLOCK®シートや視界の広いLEXANシールドが全天候でクリアな視界をサポート。被り深さを調整できるLPC機構や抗菌メッシュ内装など、快適性と安全性を両立した装備も充実しています。ツーリングをより快適かつスマートに楽しみたいライダーに最適なヘルメットです。▼ 詳細/スペックNOLAN(ノーラン)X-903 ULTRA CARBONサイズ:S、M、L、XL規格:SG規格定価:¥106,700(税込)ナップスで商品を見るAGV (エージーブイ) PISTA GP RRvia www.agvhelmets.jpMotoGPライダーが実戦で使用するAGVのフラッグシップ「PISTA GP RR」は、レース由来のテクノロジーを余すことなく投入した究極のレーシングヘルメットです。100%フルカーボンファイバー製シェルは驚くほど軽量かつ高剛性で、FIMホモロゲーション、ECE2206、SG認証、MFJ公認を取得し、最高水準の安全性を誇ります。空力特性を追求した新形状リアスポイラーと改良されたエアベンチレーションが高速走行でも抜群の安定性と快適性を提供。さらに広い視界を確保するMax Pinlock 120対応シールドと、ハイドレーションシステムを標準装備し、レース中の集中力維持をサポートします。日本向けはアジアンフィット仕様なので、長時間の装着でも快適なフィット感を実現。世界最高峰のレースシーンで培われた性能を、公道やサーキットで体感できるプレミアムな一着です。▼ 詳細/スペックAGV(エージーブイ)PISTA GP RRサイズ:S、M、L、XL規格:ECE2206、SG、FIM、MFJ定価:¥253,000(税込)~ナップスで商品を見るAGV (エージーブイ) SPORTMODULAR AGV JIST SOLIDvia www.agvhelmets.jpAGV「SPORTMODULAR」は、世界初となるフルカーボンファイバー製モジュラーヘルメットとして誕生した革新的モデルです。フルフェイスに匹敵する安全性と剛性を持ちながら、チンガードの開閉による利便性と快適性を両立。シェルとチンバーの両方がカーボン製のため驚くほど軽量で、長距離ツーリングでも首や肩への負担を大幅に軽減します。水平190度の広い視野を確保した設計はライディング中の安全性と解放感を高め、風洞実験に基づく優れた空力特性が静粛性と安定性を向上。通気性も高くオールシーズン快適に使用できます。SG認証取得済みのアジアンフィット仕様で、日本人の頭形に合わせた自然なフィット感を実現。ツーリング派や快適性を重視するライダーに最適な、ラグジュアリーかつ実用性の高いカーボンモジュラーヘルメットです。▼ 詳細/スペックAGV(エージーブイ)SPORTMODULAR AGV JIST SOLIDサイズ:S、M、L、XL規格:SG定価:¥126,500(税込)~LS2 (エルエスツー) THUNDER C GPvia ls2helmets.jpLS2の「THUNDER C GP」は、FIM公認(FRHPhe-01)およびMFJ公認を取得した本格レーシング仕様のカーボンフルフェイスヘルメットです。ワイドウィーブ9Kカーボンファイバーを多層に積層した軽量かつ高剛性のシェルが、衝撃を効率よく分散し、高速走行時も優れた安全性を発揮します。広い視野角と改良されたシールド密閉構造により、走行中の安定性と快適な視界を確保。付属のPinlock®シートとティアオフフィルムが曇りや汚れを防ぎ、レースでもクリアな視界を維持します。内装には抗菌・吸湿性に優れたX-Static®生地を採用し、3Dレーザーカットによる高いフィット感とメガネ対応の快適性を実現。軽量なダブルDリング式ストラップやリアスポイラー付きベンチレーションが空力性能と安定性を高め、サーキットを攻めるライダーに信頼性の高いパフォーマンスを提供します。▼ 詳細/スペックLS2(エルエスツー)THUNDER C GPサイズ:S、M、L、XL、XXL規格:SG、ECER22.05、FIM、MFJ定価:¥78,650(税込)ナップスで商品を見るLS2 (エルエスツー) CHALLENGER C GTvia ls2helmets.jpLS2「CHALLENGER C GT」は、スポーツツーリングに最適なカーボンフルフェイスモデルです。ベースとなるCHALLENGER Fの機能をさらに向上させ、6Kワイドウィーブカーボンファイバーシェルを採用することで軽量かつ高剛性な帽体を実現しています。深めに下がるUVカット仕様のインナーバイザーや広い視野角のセンターロック式シールドが、日差しの強い日や長距離走行でも快適な視界を確保します。内装には3Dレーザーカット技術を用いたチーク&ネックパッドを装備し、フィット感と快適性を両立。吸湿性のある低刺激生地と着脱可能なチンカーテンにより、ムレや風の巻き込みを抑えて快適なライディング環境を提供します。加えて、上質感を演出するカーボン調首周り表皮やメッキパーツ仕上げなど、特別仕様ならではの高級感も魅力。安全性・デザイン・快適性をバランスよく備えたハイグレードヘルメットです。▼ 詳細/スペックLS2(エルエスツー)CHALLENGER C GTサイズ:S、M、L、XL、XXL規格:SG定価:¥58,000(税込)~カーボンヘルメットの購入はナップスへ!ナップス店では今回ご紹介したカーボンヘルメットをはじめ、各種様々なヘルメットの在庫を豊富に揃えております。ヘルメットフィッティングサービスなど、実店舗ならではのサービスも実施していますので、ヘルメットをご購入の際はぜひ最寄りのナップス店へお越しください!店舗一覧 - ナップス店舗情報総合サイト関連記事【2024年最新】国内3社フルフェイスヘルメットおすすめ12選【SHOEI / Arai / OGK Kabuto】 - NAPS-ON マガジン【2024年最新】国内3社オープンフェイスヘルメットおすすめ9選【SHOEI / Arai / OGK Kabuto】 - NAPS-ON マガジン【2024年最新】システムヘルメットおすすめ7選!【SHOEI / OGK Kabuto / LS2 / AGV / HJC】 - NAPS-ON マガジン【2024年最新】国内・海外オフロードヘルメットおすすめ12選【SHOEI / Arai / FOX / BELL / THOR / HJC…etc】 - NAPS-ON マガジン
澄んだ空気と紅葉の絶景が広がる秋は、1年の中でも特別なツーリングシーズンですよね。本記事では、関東エリアで楽しめるおすすめの紅葉ツーリングスポットを10か所厳選。アクセスのしやすさ、道の楽しさ、景観の美しさを基準にセレクトしました。秋のバイク旅の目的地選びにぜひ役立ててください!奥多摩周遊道路(東京都)東京都内で本格的な紅葉とワインディングを楽しめる名所が「奥多摩周遊道路」。檜原村から奥多摩湖へ抜ける全長約30kmのルートは、秋になると両脇の木々が赤や黄に染まり、まるで紅葉のトンネルのような景観に。標高差もあるため、10月下旬〜11月中旬にかけて徐々に色づきが進み、長い期間楽しめるのも魅力。奥多摩湖畔では休憩や写真撮影に最適なスポットも豊富。都心からのアクセスも良く、日帰りツーリングにもぴったりのコースです。日光いろは坂(栃木県)栃木県を代表する紅葉スポット、日光いろは坂。急勾配と連続するカーブがバイク乗りを楽しませるこの道は、秋になると周囲が鮮やかな紅葉に彩られ、ダイナミックな絶景が広がります。特に第二いろは坂を下るとき、眼下に見える男体山と紅葉のコントラストは圧巻。例年、10月中旬から11月上旬が見頃。華厳の滝や中禅寺湖も近く、ツーリングと観光をセットで楽しめるのも嬉しいポイントです。奥日光・戦場ヶ原(栃木県)日光の奥に広がる戦場ヶ原エリアは、高原ならではの広大な景色と紅葉を楽しめるエリア。秋になるとカラマツやナナカマドが黄金色に輝き、湿原を彩る風景はまるで絵画のよう。標高が高いため紅葉の見頃はやや早めで、10月上旬〜中旬がベストシーズン。いろは坂の先に位置するため、日光ツーリングの延長として立ち寄るのに最適。秋の静寂と自然を味わいたいライダーにおすすめです。那須高原(栃木県)那須岳の山麓に広がる那須高原は、秋になるとカエデやブナが色鮮やかに染まり、パノラマの紅葉が楽しめるエリア。特に那須岳へ向かう「那須甲子道路」はツーリングに最適で、ワインディングと紅葉の両方を堪能できます。周辺には温泉地も点在しており、ツーリング後の疲れを癒すのにも最適。例年、10月中旬〜下旬が紅葉のピーク。グルメや観光も楽しめる、総合力の高いスポットです。房総スカイライン〜養老渓谷(千葉県)関東南部で紅葉とツーリングを楽しむなら、房総半島の「房総スカイライン〜養老渓谷」ルートは外せません。館山自動車道からアクセスしやすく、走りやすいアップダウンと緩やかなワインディングが続く快走路です。紅葉の名所である養老渓谷では、モミジやイチョウが渓谷沿いを彩り、特に「粟又の滝」周辺は絶景ポイントとして有名。紅葉の見頃は11月中旬〜下旬と比較的遅めなので、シーズン終盤まで楽しめるのも魅力です。また、近くには日帰り温泉やグルメスポットも豊富で、ツーリングと観光・癒しをセットで楽しめるのもこのルートの強み。都心からのアクセスも良好な、紅葉ツーリングコースです。箱根ターンパイク(神奈川県)神奈川県にある箱根ターンパイク(アネスト岩田ターンパイク)は、標高差を活かした紅葉のグラデーションが楽しめる名所。秋になると道沿いの木々が赤や橙に染まり、クネクネとしたワインディングロードを走り抜ける快感は格別です。紅葉は例年11月上旬から下旬にかけてが見頃で、頂上の大観山展望台からは富士山と紅葉を一望できる絶景が広がります。首都圏からのアクセスも良く、半日〜日帰りツーリングにおすすめの定番ルートです。奥秩父・雁坂みち(埼玉県〜山梨県)埼玉県と山梨県を結ぶ国道140号「雁坂みち」は、関東でも屈指の秘境感が味わえる紅葉ルート。特に「彩甲斐街道」として知られる区間は、渓谷沿いにカエデやモミジが広がり、秋には深紅のトンネルの中を走るような体験ができます。途中の「滝沢ダム」や「道の駅 大滝温泉」での休憩もおすすめ。紅葉の見頃は10月下旬から11月上旬で、時期をずらしても標高差のおかげで楽しめるのが魅力。交通量も比較的少なく、のびのびと紅葉ツーリングを満喫したい人に最適です。花貫渓谷(茨城県)茨城県北部の高萩市に位置する「花貫渓谷」は、渓流と紅葉が織りなす絶景が楽しめる人気スポット。特に有名なのが、長さ60mの汐見滝吊り橋から眺める紅葉の景色で、渓谷全体を染めるモミジやカエデの鮮やかな赤が一望できます。下を流れる花貫川と相まって、秋ならではのダイナミックな自然美を堪能できるのが魅力です。紅葉の見頃は例年11月中旬で、関東の中でも比較的遅めのシーズンにピークを迎えるため、ツーリングの計画に組み込みやすい点もメリット。アクセスは常磐自動車道の高萩ICから約30分と比較的良好で、国道349号や周辺の県道も走りやすいルートが多く、快適なツーリングが楽しめます。碓氷峠・めがね橋(群馬県)群馬県と長野県の県境に位置する碓氷峠は、かつて鉄道とともに栄えた歴史ある峠道。紅葉シーズンには、かつての鉄道遺構と山並みが調和し、ノスタルジックかつ雄大な景観を味わえるツーリングルートとして人気です。特に注目すべきは、赤レンガ造りの「めがね橋(碓氷第三橋梁)」。周囲のモミジやナラが赤や黄色に染まる中、アーチ橋とのコントラストが生み出す風景は、まるで絵画のような美しさ。国道18号線(旧道)はタイトなカーブが連続するテクニカルな道ですが、走りごたえと絶景を同時に楽しめます。紅葉の見頃は例年10月下旬から11月中旬。歴史と自然を感じる秋のツーリングにぴったりの場所です。館山自動車道〜もみじロード(千葉県)関東南部で紅葉を楽しむなら、千葉県の「もみじロード」が外せません。館山自動車道の富津中央ICからアクセスでき、延長約10kmの道路沿いに約1,000本のモミジが連なる景観はまさに“紅葉の回廊”。起伏も少なく初心者でも安心して走れるルートで、11月中旬〜下旬が紅葉の見頃。近隣には海鮮グルメや温泉施設も豊富なので、グルメ&紅葉ツーリングとしても大満足間違いなしです。まとめ|秋の関東を、バイクで走り抜けよう関東には、紅葉を楽しみながらツーリングできるスポットが数多く点在しています。今回紹介した10か所は、初心者からベテランまで幅広いライダーが満足できる場所ばかり。ワインディングの快走路、渓谷沿いの秘境ルート、温泉やグルメを楽しめるエリアもあり、秋のツーリングが一層豊かな時間になることでしょう。紅葉の見頃はエリアによって異なるため、事前の情報収集をしっかり行い、装備や寒さ対策も万全にお出かけください!